南丹市営バス1日乗車券で美山・かやぶきの里へ行こう!

おでかけ

南丹市営バスに1日乗車券があるのをご存知ですか?1日1,200円で市営バスが乗り放題(ぐるりんバス、デマンドバスを除く)になる乗車券で、美山・かやぶきの里まで行ってきました。ええぇ〜こんなに?と驚くぐらいオトクに乗れたのでご紹介します。

南丹市営バスとは

JR園部駅やJR日吉駅を中心に、南丹市内に複数路線を持つ市営バスで、一部右京区京北地区、京丹波町和知地区へ乗り入れる路線もあります。

運賃は町ごとのゾーン制で、同ゾーン内なら300円、隣接ゾーンへは600円、900円、1,200円とスライドします。乗り方は前乗り前降り。料金は乗車時に支払います。

1日乗車券はどこで買う?

1日乗車券は車内で販売されていて、運転手さんから購入します。買う際は、運転や業務の妨げにならない停車中に買いましょう。

裏に日付を書く欄があるので、運転手さんに書いてもらい利用スタート。次からは、乗る時に運転手さんに見せるだけでOK。1日追加料金なしで乗り降りできます。乗車券は2日券もあり1,500円。旅行などで2日間連続で利用するなら、2日券が断然オトクです。

JR日吉駅から途中下車しながら美山へ

美山へはJR日吉駅からバスが出ていて、およそ1時間に1本運行していて便利。約1時間でかやぶきの里に到着します。が、かやぶきの里往復だけではおもしろくないので、寄り道をしながら向かいます。※訪れたお店情報は、別記事で詳しくご紹介します。

まずはJR日吉駅から15分ほどの「診療所前」で降ります。日吉町四ツ谷地区にあるバス停で、歩いてすぐの「かりんとう 珈琲時間と暮らしのリノベーション」でお茶をします。かりんとうはアップサイクルやリノベーションを請け負うお店ですが、毎月25日だけカフェ営業をしています。

四ツ谷地区はかりんとうだけでなく「ハーブガーデンかしゅかしゅ」「森の学舎五ヶ荘」「家具と陶 やがて」もあり、開店のタイミングが合えばそれぞれ訪れることができます。歩いて10分ほどのところに「Rose garden Cafe 花音」もオープンして、魅力的なエリアです。

お茶を終え、再び美山行きのバスに乗り、宮脇バス停で下車します。平日のみ営業の「美山のことむすび」でおむすびを食べるためです!

ことむすびはに6月にオープンしたばかり。土日祝のみの直売所「ふりーくおおまる」で間借り営業しています。美山米100%のおむすびがおいしいと人気急上昇中のお店です。おむすびでお腹を満たして、いよいよかやぶきの里に向かいます。

雨降るかやぶきの里もまたよし

かやぶきの里の最寄りバス停は「北」。降りるとガイドブックなどでよく見る景色が目の前に広がり、気分が高揚します!この日は1日雨で重いグレー色でしたが、水墨画のようなしっとり感もまたよいものです。

せっかくなので集落の中をぶらぶら散策。訪問時は休みでしたが、美山民俗資料館があるので、美山の歴史や風土を知るのに良さそう。カフェやランチが食べられるお店に雑貨屋もあって、さすが観光地。旅行気分が存分に味わえます。

かやぶきの里
暮らすように旅をする 京都 美山ナビ 京都美山の観光総合案内サイト。かやぶきの里おすすめスポットやランチ、アクセス情報をお届けします。

かやぶきの里を堪能したのでJR日吉駅行きのバスに乗りますが、安掛バス停で途中下車して「道の駅 美山ふれあい広場」に寄ります。

「ふらっと美山では」美山の特産品、「美山のめぐみ 牛乳工房」では美山牛乳の製品が買えます。かやぶきの里周辺でもお土産は買えますが、ふらっと美山の方が品揃えが良さそうなので、”ふらっと”立ち寄ってみてください。

「京都丹波高原国定公園ビジターセンター」も併設していて、観光スポットや体験ツアーの案内、レンタサイクルの貸出もしています。先に情報を仕入れたいなら、かやぶきの里へ行く前に途中下車してもいいかもしれません。

道の駅 美山ふれあい広場
暮らすように旅をする 京都 美山ナビ 京都美山の観光総合案内サイト。かやぶきの里おすすめスポットやランチ、アクセス情報をお届けします。

バスが来たので、いよいよ終着地へ向かいます。朝夕1本往復ずつJR園部駅発着のバスがあり、タイミングが合ったので、日吉駅ではなく園部駅まで乗り、1日乗車券の旅は終了。

今回乗ったのは美山園部線・五ヶ荘線で、日吉駅〜(300円)〜診療所前〜(600円)〜宮脇〜(300円)〜北〜(300円)〜安掛〜(900円)〜園部駅という行程でした。通常運賃で乗れば2,400円かかるところ、1日乗車券なので1,200円。半額で利用できたことになり、めちゃめちゃ得できました!

車内は、帰り一時的に混みましたが、ほかはほぼ貸切状態。思っていたよりスムーズに移動でき快適でした。

利用してみての感想

普段利用している京都市バスと比較して、感じたことを書きます。

  • ・車内に行き先案内(次のバス停表示)がないので、降りるタイミングがわからない。乗車時に降りるバス停を聞かれるのですんなり言えるとよいが、慣れないうちは「あわわわ…」となりドキドキしてしまう。路線図は貼ってあるが小さく見づらい。
  • ・京都市バスは電光掲示板で運賃表示されるが、南丹市営バスにはない。運賃表は貼ってあるが見づらい。前述したようにゾーン制なので、細かな表示が不要なのだろう。1日乗車券利用ならわからなくても問題ないが、都度運賃を払うならこれもドキドキ案件。
  • ・バス停がなく、手を挙げると止まってくれる地域(主に過疎地域)があるらしいが、それがどこかわからない。利用してみたいがいまいち勇気が出ない!

上記のように、京都市バスとだいぶ勝手が違うので面食らいました。ハラハラする場面もありましたが、運転手さんは優しく接してくれるので、わからないことはさっさと聞いて、不安を解消しておくとよいです。

機会を見つけてどんどん乗りたい!

日吉駅からかやぶきの里まで約30km。街なかと違い、ぐんぐん走っておよそ1時間。これだけ路線バスを乗ることはなかなかありません。里山の景色を見ながら小旅行気分が楽しめて、充実した1日でした。園部の市街地を走る循環バスやスプリングスひよし行きなど、他にも乗ってみたい路線があるので、別の”1日乗車券の旅”がしたいです。

さいごに…田舎路線あるあるかもしれませんが、乗客減少が続くと廃線になるかもしれません。なくなっては困るので、存続のために機会をみつけて積極的に利用したいと思います。

information

南丹市営バス1日乗車券:1,200円
問い合わせ:南丹市役所 地域振興課(電話:0771-68-0019)

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この記事を書いた人
マダム はしもと

南丹地域が好きな、京都市内に住むアラフィフ主婦。よそ者が感じる南丹の魅力を発信します。初心者ですがよろしくお願いします。

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