イベントレポート「八木酒造の新酒×作家の器で酒器比べ」

アート&クラフト

去る2月27日、わざどころPON隣の「コミュニティースペース 気になる木JUJU」で「八木酒造の新酒で酒器比べ」が行われました。

使い勝手を確かめる機会をつくりたい

わざどころPONでは、複数の作家さんのうつわを扱っています。
店頭では手に取ったり眺めたりできますが、実際の使用感を試すことは、一部を除いてできません。
(※コーヒーカップなどを貸し出すミニ喫茶コーナーがあります)

1月7日〜2月6日の間、サクラ陶房・櫻井靖泰さんの陶芸作品が特集されました。そのタイミングで酒器比べ会を開催すれば、使い勝手を確かめてもらえるのでは、と当イベントは企画されました。当初は1月の青空市の日に開催予定でしたが、緊急事態宣言発令により2月に延期して行われました(参加者は10名ほどでしたが、密にならないよう配慮をしました)。

6人の作家のうつわと、お酒とおつまみと

今回は6人の作家さんのうつわで、お酒とおつまみを味わいます。参加者は、

A・おちょこ2つと半合+3種類のおつまみ、1,000円
B・おちょこ3つと一合+3種類のおつまみ、1,200円
C・おちょこ3つと一合+5種類のおつまみ、1,500円

の中から希望のセットを選びます。好みのとっくりとおちょこを選び終えると、お酒とおつまみが運ばれ、酒器比べスタート。

用意されたお酒は、新酒「大江山」。生酒ならではのクリアな飲み口ですが、次第にどっしりと深みのある印象へ変わるお酒で、八木酒造を代表する銘酒です。お酒が飲めない方には、八木酒造の酒粕で使った甘酒や、ノンアルコールビールが用意されました。

おつまみは、大江山をよく知る利酒師が考案。

・里芋の味噌煮
・菜の花のお浸し
・りんごスライスカマンベール
・鮭の酒浸し
・福島麹屋の麹使用の、帆立の塩麹あえ

腕のよりをかけたものばかりで季節感もあり、お酒と相性抜群。個人的には、帆立の塩麹あえと鮭の酒浸しが好みで、永遠に飲んでいたかったです!
お酒をお替りする方や、購入する方がいらっしゃったり、お酒もおつまみも評判よかったです。

作家さんも同席で貴重なひととき

みなさん思い思いに、おいしいお酒とアテに舌鼓を打ちながら、うつわの使い心地を確かめていました。おつまみは櫻井さんの三連皿に盛り付けられ提供されましたが、3種類をちょっとずつつまむのに最適なサイズ。見た目かわいく、使いやすいと好評でした。

参加者の中には、作家の櫻井さんや、長元さんの姿も。作家さんと直接お話ができるまたとない機会とあって、熱心に語り合う場面もありました。

今後に活かせる、酒器比べ体験

今までありそうでなかった酒器比べでしたが、じっくりうつわに向き合う、貴重な時間が持てたと思います。参加者からは、うつわの違いが感じられてよかったとの声が聞かれました。うつわは、見ると使うとでは、印象が異なるもの。今回の経験が、これからのうつわ選びに生かされるのではないでしょうか。

好評だったので、今後も開催されるかも!?今回参加できなかった方は、続報をお待ちくださいね。

この記事を書いた人
わざどころPON

あなたの想いを形にする、地域の技のプラットフォーム。
あったらいいなを現実に。事業や活動の情報発信、商品開発のサポートを、南丹地域の人や物を介して伝えるコーディネートをしています。
実店舗は、雑貨屋さんのよう。地元の工芸作家の作品などが並びます。地元のお菓子や、作家さんのうつわでカフェコーナーもあります。
南丹ガールでは、PONから派遣したライターさんの記事を掲載しているのと、ドメインなどの管理をおこなっています。

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